その研修&研修会社は大丈夫!?人材・組織開発「7つの新・常識」

2014.09.7

~自律的な行動変容を生みだす研修企画 実践ナレッジ~

 

「研修で人は変わらない」「効果の高い研修と言われても研修効果なんてわからない」
そんな人・組織への思い込みで見えない壁にぶつかっていませんか?

今回のセミナーでは最高の研修を企画するための実践ナレッジをお伝えしながら、
ご参加いただいた17名の人材開発ご担当者様に人材育成における研修とは何かについて考えていただきました。

講師の新人時代のどん底からNO.1へ返り咲いた経験、立ち上げた会社を追われたことで自分の鎧を脱ぎ再スタートした経験など、
講師自身の中で起きた変化、視点から導き出された研修における大切な考えを皆さんにお伝えしたいという気持ちから開催させていただきました。

以下、本体験セミナーのレポートをお送りいたします。

体験セミナープログラム

■自己紹介

■講師紹介

■ワーク(人材育成における課題共有)

ご参加いただいた皆さんに自社での研修実施におけるご意見を
交換していただいたところ、以下のような共通点が見受けられました。

・採用と育成が異なる部署のため部署間の連携がなく、連動する視点がない
・機能が分化していて一貫性が見えてこないため、経営理念に沿った研修が実施できない
・全体像が見えないことから研修担当者の自己中心的な考えのもと研修が実施されてしまう

 


【体験ワーク】

ワーク①:そもそも研修とは何か?
人材育成における領域は大きく分けて3つに分割することができます。

1つ目は「仕事現場での学び」
2つ目は「目上の人物からの薫陶」
3つ目が「研修での学び」

それぞれの領域の人材育成における効果は7割、2割、1割とされております。

皆さんは人材育成において1割の効果を持つ研修をどうお考えになられるでしょうか。
ご参加いただいた方々のお声をご紹介させていただきます。

・気づきの場であり、仕事現場から一度離れて人と話すことで気づきが生まれる
・今まで築き上げた自らの自信を壊し、新しい創造を生み出すための場
・反省と気づきを得たうえで利益を上げるために必要なもの
・気づくのも成長するのも自分であり自己成長をフォローする場
・仕事を継続するうえで必要となるモチベーションといったマインドをセットする場
・学びを活かしより良い組織を目指すために必要であり、会社の方針を実現するための必要な場

 

ワーク②:行動が変わるとは?
ご参加いただいた皆様に「行動が変わる」とは
どういう理由があるのかをご自身の経験から考えていただきました。

1.行動が変わるために必要なこととは何か?
自分を取り巻く環境、周囲からの刺激、危機感、キャリア意識など様々な視点からのご意見を頂きました。

・忙しさ(実力より少し上の結果を求められる状況)
・自分の理想と現実のギャップから生まれる危機感
・キャリア意識と目標を達成したいという思い

2.自ら行動を変え変化を生んだ経験について

・今まで担当していた領域からより大きい領域で勝負するためにレベルの高いキャリアチームに自分から飛び込むという行動を起こした
・人材育成を担当することになり、自分からセミナーに行きつつ、今まで避けてきた懇親会の実施にも積極的取り組み行動変化を起こした
・人事に移動し、採用と育成が連動していないということに気が付き、自分から戦略案を上司に提出するという行動を起こした
・営業現場での納品がうまくいかず、罪の擦り付け合いが発生し、最初は見て見ぬふりをしていたが
現場での対立が悪化して行くにつれ危機感を感じ、現場での考え方を「みんなで解決しよう」という方向性に変化させる行動を起こした
・エンジニアとしての仕事が合わず、面談での目標設定は嘘を言ってやり過ごしてきたが小さい成功体験を積み重ねることで自信が湧き、仕事に向き合うことができた
・息子が生まれたことでこのままでは駄目だという危機感を持ち、仕事に打ち込むことができた

セミナーメッセージ

 1. 7つの新・常識について

【テーマ1:人材開発の仕事をする】

人材開発担当者の仕事の目的とは何か?
★常識  =社員の能力開発を行う
☆新・常識=社員の能力開発によって「組織力開発」を行う

【テーマ2:研修を企画立案する】

研修を企画立案する際には、何を重視しなければならないのか?
★常識  =研修のコンテンツ・手法にこだわれ!
☆新・常識=研修のコンセプト・メインメッセージにこだわれ!

【テーマ3:研修体系をつくる】

研修体系とはそもそも?作成の際に重視すべきポイントとは?
★常識  =研修体系は人事制度にリンクしてつくれ!
☆新・常識=研修体系は外部環境変化にリンクしてつくれ!

【テーマ4:研修効果を生み出す】

研修の効果とはそもそも?効果をあげるためにはすべきこととは?
★常識  =研修で人や職場は変わらない。。。
☆新・常識=研修の組み方で、人も組織も変化する!

【テーマ5:研修講師を選定する】

研修講師の選定基準とは?
★常識  =研修講師は「成功者」を選べ!
☆新・常識=研修講師は「失敗者」を選べ!

【テーマ6:研修講師を経験する】

人材開発担当者は外部のプロ講師に任せるだけでいいのか?
★常識  =研修はできるだけプロの研修講師に任せよ!
☆新・常識=自分自身が研修講師として前に立て!

【テーマ7:研修環境をセットする】

望ましい研修環境のセッティングとは?
★常識  =マニュアルに基づいて行え!
☆新・常識=自らの感性に基づいて行え!

 

2.自律的行動変化=自己効力感が高い

自己効力感自己価値と自己イメージのことを意味しています。
下記、二つの領域が一致した際に自己効力感が高くなります。

自己イメージ:他者の目に映る自分のイメージ

自己価値:自分が信じる自分の持つ価値

ご参加者の声

・今回のセミナーを通して「やろう」と決意したことが3つ出来ました。

まず、職場の仲間たちとコミュニケーションの取り方から変えていこうと思いました。
二つ目は、キャリアを魅せる人、ロールモデルになれる人を探そうと思います。
そういう人をどんどん各職場にみせていきたいです。三つ目は、ここにいる方々全員とつながりを持とうと思います。最後に自分の中で勝手に「研修は  こういうものだろう」と思っていたものが変化しました。受ける側の気持ちと実施する側の気持ちが整理できてよかったと思います。

・セミナーを通してみなさんに出会えたことに感動しました。
組織レベルから研修で考えることが重要だと気づくことができました。
また、場づくりという点に共感したと共に、役割分割ではなく他部門との連携を取っていこうと決意することができました。

・まさに目からウロコのセミナーでした。
意識していなかったエリアまでが人材開発なんだなと改めて学ばせていただきました。
セミナーの中で「自立的行動変容」を自分がいかに意識できていなかったか気づいたとともに今まで実施した研修で育成がうまくいかない理由がわかりました。
早速、社内で共有させていただきます。

プロデューサーの目!

今回は研修の実施において大切にすべき考えやテーマについてご参加いただいた皆様の実体験からひも解き、ご参加いただいた皆さんのお話をお伺いすると行動変容のきっかけは人それぞれではあるものの、共通しているのは自らの意思であり、それがなければ行動を変容することはできないと改めて気づかされました。
研修をご提供させていただく立場として自分に何ができるのかを深く考えさせられる濃厚な時間を過ごさせていただくことができました。

担当プロデューサー:菅谷英明

人材開発プロデューサー 2014年度リ・カレント新卒2期生鋭い観察眼と不可解な動きで相手の懐に忍び寄ることを得意とし不思議な空気感を社内に漂わせつつ日々暗躍している。
特技は絶対にあきらめないこと、急所は意図しない上から目線発言。

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