組織心理学について|リ・カレント株式会社

2014.02.4

企業という「組織」では、組織心理学からのアプローチで説明可能な出来事が、日々起こっています。

リ・カレントでは、組織心理学の各理論を、企業における人材開発に応用し、活用しています。

組織心理学とは?

組織心理学とは、組織における人間行動を、個人とそれをとりまく組織環境との相互依存関係の中で理解しようとする、応用心理学の一分野です。1960年代頃から発展してきました。
組織内部では、通常、集団力学・指揮命令系統・階層秩序(職位階層)・上下関係などによる影響が生まれます。
これらの影響によって、個人・集団の行動選択や心理状態に起きる様々な変化のメカニズムが、理論として構築されています。

ケース 理論 企業の人材開発への応用場面例
気持ち良く挨拶をすれば、ほとんどの相手から挨拶を返してもらえる。そこから会話が始まることも多い 社会的交換理論:人は相手から受けた好意に見合った好意を示そうとする ・営業活動場面
・部下育成場面
自分は本当は違うと思っていたのに、場の空気に流されてしまった 集団思考:所属集団の調和を重視するあまり、自分の意見表明を控えてしまう ・合議による意思決定場面
・問題探索/解決場面
目標設定、あまり高すぎず、かつ達成に向けて具体的な指示がもらえると、がぜんやる気になるなあ 期待理論:モティベーションは、得られる報酬の魅力や確かさ、その確実性に影響を受ける ・部下育成場面(OJT全般)
・コーチング場面
・目標設定/評価面談場面
仕事の話の合間に、少し自分のプライベートの話を織り交ぜてみると、意外に反応が良かったりする 社会的浸透の理論:相互信頼関係が形成され始めるのは、どちらか一方が自己開示を始めるとき ・営業活動場面
・部下育成場面
多様な意見が出ることを期待して、あちこちから関係者を集めて会議をしても、あまり効果としては変わらないような気がする リンゲルマン効果(社会的手抜き):参加する人数が増えるほど、各個人の貢献度は落ちる ・会議やミーティングなど、大人数による議論が行われる場面全般
A君はいつもよくやってくれていると思う。それに対してB君はイマイチだ。何がどうと具体例を言うのは難しいんだが 印象形成:論理的誤差、寛大効果、ハロー効果などにより実態と異なる評価をしてしまう ・評価面談場面
・採用面接場面
・アセスメント場面
かなり野心的な提言になると会議中盤まで思っていのだが、なぜか結論は骨抜きになってしまっていた 意思決定の政治的モデル:組織の意思決定においては、最適解ではなく当事者全員にとっての満足解を選択する傾向がある ・合議による意思決定場面
・問題探索/解決場面

 

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