第275回:生産性向上は会議での「情」と「場」の見える化から!
やらされ参加者を前のめり改革者に変える グラフィックファシリテーション術
- 開催日
- 2018年02月20日(火) 14:00~17:30(13:45~受付開始)
- 会場
- リ・カレント株式会社 セミナールーム「GYOEN」
働き方改革が叫ばれる昨今、アイディアを持ち寄ってブラッシュアップする
会議が多く行われています。
ところが、お客様からのご相談で聞かれる声は、働き方改革とは真逆のものです。
■会議をしていても、上長が一方的に話すだけになる
■結局何が決まったのか分からず、報告できるものがない
■決定事項を報告したものの、具体的なアクションにつながらない
こうした事象を引き起こしている原因は、「言いたいことが言えない会議」です。
なぜ言いたいことが言えないことが起きるのでしょうか。
それは理屈と情に差があるからです。
理屈と情の差は、「空気を読む」「言わずとも察する」ことを求める日本語特有の問題です。
例えば会話でよく使う「そうですね」という言葉。棒読みで言う場合と、
感嘆した様子で言う場合では全く意味が違います。
こうした言葉の奥に潜む情を可視化できれば、理屈と情の差が埋まります。
その結果、安心安全な場が作られ、言いたいことが言える会議になるのです。
情の可視化を可能にするものが、グラフィックファシリテーションです。
グラフィックファシリテーションは、会議での会話の様子をイラストにすることで、
参加者に情の認知を促すことができます。その結果、会議の中での主体性が高まり、
納得感がある決定を導くことができます。
実際に、グラフィックファシリテーションを取り入れたことで、
愚痴ばかりをこぼしていたダイバーシティ会議が、経営陣を唸らせるアイデアを導き出し、参加者全員がそれにコミットメントしていった事例があります。
今回の体験セミナーでは、実際に主体性を引き出す場の作り方をご体感いただきます。
─ プログラム ────────────────────────────
◆━【情報交換&共有】
・アイスブレイク
・現状の共有
◆━【プログラム体験】
・グラフィックファシリテーションとは
・グラフィックファシリテーションの効果
┗【事例紹介】会議での生産性向上
◆━【プログラム紹介】
・グラフィックファシリテーションの体験
────────────────内容は変更になることがございます──
★普通のファシリテーションとグラフィックファシリテーション
普通のファシリテーションは、ファシリテーターが参加者に問いかけることによって、場を活性化させていくのに対して、グラフィックファシリテーションは、ファシリテーターが場の雰囲気や発言などをイラストとして描いていくことで、場を活性化させていきます。
普通のファシリテーションでは、ある会議の場面で、
参加者たち:「・・・・・・・・・。」
ファシリテーター:「先程の発言についてどう考えますか?
(A課長が話すまで誰も話さないかな)」
参加者①:「(自分はどう考えているだろう)」
参加者②:「(どうせA課長が発言して終わりだろ)」
参加者③:「(私に聞かれているわけじゃないしな)」
といったことが起きています。
ファシリテーターが問いかけるだけでは、参加者が主体的になることは難しくなります。
また、ファシリテーターも全体の参画を生み出すことが難しく、諦めかけてしまいます。
グラフィックファシリテーションでは、同じような場面の際に、
参加者たち:「・・・・・・・・。」
ファシリテーター:模造紙に「シーン‥」としている会議のイラストを描き、青色で塗る。
参加者①:「(イラストを見る:今この場はああいう状態なんだ)」
参加者②:「(イラストを見る:そういえばさっきから黙ったままだな。一言だそう。)」
参加者③:「(イラストを見る:ここまではイラストの話をしてきたから、次に話を進めよう)」
といったことが起きます。
イラストが自然と参加者に対して、フィードバックの作用をすることで、自然とその会議の場に意識が向かっていきます。
グラフィックファシリテーションでは、会議で起きていることを、その場で模造紙やホワイトボードに描くことで、主体性や多様性を引き出し、受け入れる場を構築していくことができます。
講師紹介
概要
開催日時 | 2018年02月20日(火) 14:00~17:30(13:45~受付開始) |
---|---|
定員 | 16名 |
受講料 | 無料 |
会場 | 東京都新宿区新宿2-1-9 ステラ新宿 6階 リ・カレント 本社セミナールーム |
アクセス |
MAP> 東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 1番出口より30歩 東京メトロ各線 新宿三丁目駅 C5出口より徒歩5分 |
お問い合わせ | TEL:03-5362-1537 FAX:03-5362-1536 |
対象者 | 人事・人材開発部門、経営企画部門のご担当者様 |
受講票について | セミナー開催日約1週間前に受講案内についてご連絡致します。 尚、セミナー開催日1週間前を過ぎても当社より連絡が無い場合は、恐れ入りますがその旨ご連絡を頂けますようお願いたします。 ※お申し込み多数の場合は、抽選結果のご連絡と変えさせて頂きますのでご了承ください。 |