ミッション・ビジョン・バリューに共感できる会社としてリ・カレントを選びました
須藤

はじめに、就活時代に人材業界を志望し、最終的にリ・カレントを選んだ理由を教えてください。

髙橋

最初は地方創生を企業としてやってるところを中心に調べていたんですが、就活をしているうちにだんだん違う気がして……。ある方にお勧めされて人材系の会社を受けて、すごくいいなと思って考え直したんです。「やっぱり地方じゃなくて人だな」と思うようになって、そのときにリ・カレントの選考を受けて「人材育成業界っていうのがあるんだ」と。

須藤

面接でもお話してくれましたが、髙橋さんが就活で会社を選ぶときの3つの基準「MVVと事業までが一貫してる」「それに社員が共感して行動してる」「自分もそれに共感できる」  これは人材育成というところに絞り始める前から思ってたことでしょうか

髙橋

絞る前から基本的にその3つで考えていました。でも、社員の方がMVVに共感しているかどうかは見えづらいので、MVVと事業までが一貫してるか、自分もそれに共感できるかで判断していました。

須藤

社員の方がMVVに共感しているかって、選考中のどういうタイミングで見えましたか?

髙橋

私は会社を見ていくなかで、その会社のミッション・ビジョン・バリューを読み込んで行っていたので。そこで、その会社の人に「どういうことをしたいんですか?」とかいろいろ話してみると、ただ事業に興味関心があってミッションまで共感していないとか。ミッションには共感してるけど、それはこの事業じゃなくてもいいというものが見えてきたりもしました。

須藤

そこに至る背景として、大学の時のご活動で自分が組織に共感できなかったというエピソードを面接のなかでお話されてましたよね。

髙橋

とある海外インターンをする学生団体がありまして、そこに入ってたんですね。いまにして思えば、そこでもミッションには共感していたんです。ミッションとその打ち手に一貫性は感じていたんですけど、自分自身がミッション自体にピンと来ていなかったことと、メンバーもミッションから事業まで全部に共感していたかというと、 必ずしもそうでもなくて、ちょっと合わないなと思ったこともありました。

須藤

その経験があったからこそ、自分が会社に入る時にはそこを重視しようと。

髙橋

そこが一貫してないと気持ち悪いのかもなということを、選考でいろんな会社を見るなかでも思っていたという感じです。

須藤

そのなかで、リ・カレントは特に社員がミッション・ビジョン・バリューに共感して行動していることを実現している感覚があったと。それはをどこで感じましたか?

髙橋

そもそも、社員のみなさんが面接を楽しそうにしてくださったんですよ。「お客様や講師の方を大切にしよう」という場があることが「すごくいいな」と思っていました。社員のメンバーのみなさんもすごく仲良さそうに話していて、お客様もそうやってリ・カレントに共感していて、すごいことだなと。

自分でも内定者インターンでお客様にリ・カレントのサービスをご説明する機会があったので、やってることや発信しているメッセージはやっぱりいいなと思いました。

須藤

たしか、リ・カレントが最初の内定だったんですよね。それもあって決めるまでに時間がかかったんでしょうか。決めるまでに誰かに相談したりしましたか?

髙橋

ちょっとお話ししたりとかはしてましたけど、友達にもほとんど話していませんでした。みんな周りは公務員とか大手とかで相談相手とはちょっと違うと感じていましたし。 人に何と言われようと、自分で勝手に逆に決めちゃうところがあるので(笑)。父親も、「ベンチャーでいいと思う」と言ってくれたので。このままだと永遠に悩むだろうとわかっていたので、6月30までに決めると、6月30日に内定承諾書を送りますと言って決めました。

仕事のなかで感じた、自分で言っていることを自ら実践できてなかったなという悔しさ
須藤

先ほどもちらっと出てきた「内定者インターン」をやっていて、印象的だったことはありますか?

髙橋

「リーダーシップとフォロワーシップをすごい熱くお客様に語ってたね」って言われたのと、数字を達成できなかったことに悔しさを感じたのが印象的でした。

須藤

みんなもすごいって言ってました。あそこまで粘れる根性はすごいと。

髙橋

それは、入社してからもずっとそういうところがあるんだろうなと思っています。最初は数字を追うのが苦手だ、得意じゃないと思っていたんですけど、意外と負けん気が強いのか自分の決めたことをやり切らないと気持ち悪いのかな。スイッチが入りました(笑)。

須藤

今の人材組織開発プロデューサーという仕事のなかでも、そういう面が出てくることはありますか?

髙橋

あります。だって、粘り強さが必要なお客様もいらっしゃいますし。企画書を何度も何度もブラッシュアップしたりもします。

須藤

実際のお仕事の話になりますが、髙橋さんが担当している、とある会社さんでのお仕事でのエピソードをお聞かせいただけますか?

髙橋

その会社さんはもともと石橋さんがリクルート時代だった時に元人事部長の方とすごく懇意にさせていただいて。その方がたまたま中堅層の研修を見たときに違和感をお感じになられたようで、石橋さんにお電話でご連絡いただいたのがきっかけです。

須藤

昔のご縁を会社としてつなぐ役割からスタートしたと。最初に先方にお会いしてから受注まで結構時間かかったよね。どれぐらいでしたっけ?

髙橋

実施まででいうと丸1年。確定までだと10ヵ月ぐらいですね。3回目で受注したので。2回提案して、1回目は大き過ぎて動かず、2回目は完全に失敗してロストして、3回目で受注という。

須藤

最初の大き過ぎたというのは、提案した内容が壮大過ぎた?

髙橋

壮大過ぎました(笑)。理念浸透を役員層からインタビューして下におろしていくという企画で、本当に実現するためには巻き込むべき対象の階層・部署が多すぎて。でも、私が作った考え方やコンセプト部分にはすごい共感してくださって、「御社とやりたいとは思っています」と言っていただきました。

須藤

それを踏まえて2回目に行ったら?

髙橋

2回目は、提案したリ・カレントをご信頼いただいてお声掛けくださったんです。「新人導入研修の案件でご提案をください」という話でした。でも、ちゃんと用件を聞いてなかった私がいけないんですけど、私の周りへの巻き込み方が下手で、巻き込むタイミングを誤ってしまい……。

私自身がコミュニケーションとか情報伝達があまり上手ではないので、「この人にはこれを言ったけど、この人にはこれを言ってない」とか。無意識だったんですが、ちょっと言いづらいことを言わずに避けちゃう部分があったんです 。それで質の担保ができていない提案をしてしまって 、石橋さんから大激怒のお電話がかかってきて。

須藤

あったね。大事件だったね。

髙橋

何が悔しかったかって、その前に「ちゃんと理念浸透を行って、社員が迷った時にブレないよう、立ち戻れる軸があるといいですよね」という提案をしてる私自身がブレてしまった。自分で言っていることを自ら実践するっていうことができてなかったなという悔しさ。いろんな人に関わっていただいたのに……。

須藤

石橋さんに諭されて気付いたと。

髙橋

そうですね。「自信を持って出しなさい」と言われました。「これはこれだけの価値があるんだ」と出すことが大事だよと言われて、そうですねと。

仕事のなかで感じた、自分で言っていることを自ら実践できてなかったなという悔しさ
須藤

先ほどもちらっと出てきた「内定者インターン」をやっていて、印象的だったことはありますか?

髙橋

「リーダーシップとフォロワーシップをすごい熱くお客様に語ってたね」って言われたのと、数字を達成できなかったことに悔しさを感じたのが印象的でした。

須藤

みんなもすごいって言ってました。あそこまで粘れる根性はすごいと。

髙橋

それは、入社してからもずっとそういうところがあるんだろうなと思っています。最初は数字を追うのが苦手だ、得意じゃないと思っていたんですけど、意外と負けん気が強いのか自分の決めたことをやり切らないと気持ち悪いのかな。スイッチが入りました(笑)。

須藤

今の人材組織開発プロデューサーという仕事のなかでも、そういう面が出てくることはありますか?

髙橋

あります。だって、粘り強さが必要なお客様もいらっしゃいますし。企画書を何度も何度もブラッシュアップしたりもします。

須藤

実際のお仕事の話になりますが、髙橋さんが担当している、とある会社さんでのお仕事でのエピソードをお聞かせいただけますか?

髙橋

その会社さんはもともと石橋さんがリクルート時代だった時に元人事部長の方とすごく懇意にさせていただいて。その方がたまたま中堅層の研修を見たときに違和感をお感じになられたようで、石橋さんにお電話でご連絡いただいたのがきっかけです。

須藤

昔のご縁を会社としてつなぐ役割からスタートしたと。最初に先方にお会いしてから受注まで結構時間かかったよね。どれぐらいでしたっけ?

髙橋

実施まででいうと丸1年。確定までだと10ヵ月ぐらいですね。3回目で受注したので。2回提案して、1回目は大き過ぎて動かず、2回目は完全に失敗してロストして、3回目で受注という。

須藤

最初の大き過ぎたというのは、提案した内容が壮大過ぎた?

髙橋

壮大過ぎました(笑)。理念浸透を役員層からインタビューして下におろしていくという企画で、本当に実現するためには巻き込むべき対象の階層・部署が多すぎて。でも、私が作った考え方やコンセプト部分にはすごい共感してくださって、「御社とやりたいとは思っています」と言っていただきました。

須藤

それを踏まえて2回目に行ったら?

髙橋

2回目は、提案したリ・カレントをご信頼いただいてお声掛けくださったんです。「新人導入研修の案件でご提案をください」という話でした。でも、ちゃんと用件を聞いてなかった私がいけないんですけど、私の周りへの巻き込み方が下手で、巻き込むタイミングを誤ってしまい……。

私自身がコミュニケーションとか情報伝達があまり上手ではないので、「この人にはこれを言ったけど、この人にはこれを言ってない」とか。無意識だったんですが、ちょっと言いづらいことを言わずに避けちゃう部分があったんです 。それで質の担保ができていない提案をしてしまって 、石橋さんから大激怒のお電話がかかってきて。

須藤

あったね。大事件だったね。

髙橋

何が悔しかったかって、その前に「ちゃんと理念浸透を行って、社員が迷った時にブレないよう、立ち戻れる軸があるといいですよね」という提案をしてる私自身がブレてしまった。自分で言っていることを自ら実践するっていうことができてなかったなという悔しさ。いろんな人に関わっていただいたのに……。

須藤

石橋さんに諭されて気付いたと。

髙橋

そうですね。「自信を持って出しなさい」と言われました。「これはこれだけの価値があるんだ」と出すことが大事だよと言われて、そうですねと。

お客様と担当として向き合っているのは自分。
だから思ったことは自信を持って出すことが大事
須藤

今回、受注したフォロワーシップの案件は、またお話を頂いて?

髙橋

一番最初にお会いした担当者さんから担当変更のご連絡がありまして、新しい担当者さんにご挨拶に伺った際に「ご提案していただきたい階層として新任副主任層があります」とお話いただき、そこから具体的なご提案の話になりました。

須藤

前回の反省で生かされたものはありましたか?

髙橋

できるだけ石橋さんにも一緒に同行していただいて提案するという感じで進めました。

初回のヒアリングの段階で深くお話が聞けて、プログラムにするとこうだなということが見えたので、2回目で提案書をお持ちしたときに「まさに学ばせたいのはこういうポイントなんで、これでいきましょう」というお話になりました。最終的には石橋さんの目ウロコを見ていただいて決まったという感じです。

須藤

自社のサービスに自信を持って、受講者の状況をリアルに想像した上で企画して提案できたということでしょうか。

髙橋

そうですね。前回の失敗体験を踏まえたのと、あとは、社内の周りの人にその業界のビジネスモデルを聞いたりですね。3年目まではすごい手厚く育成されるけれど、4年目、5年目になると本当に一人立ち、自分でやっていくんだというクライアントの業界ならではの構造ですとか。

あとは、こちらのお客様の場合、普通はフォロワーシップのなかに後輩指導は入らないんですけれど、新任副主任となると後輩指導というのが求められてくるから、「後輩指導も入れたいです」と石橋さんに言って組み込んだ形です。

須藤

誇りを持って自信を持って提案するって、業界に関わらず全ての企業で必要なことだと思います。
印象的だったお仕事エピソード、もう一つ教えていただけますか?

髙橋

とある製造メーカーさんの案件では、そもそも提案段階で結構葛藤があったんです。 でも、正解はどこにもなくて、受注した後もずっと葛藤していました。

お客様からの細かい指摘などもあり、「本当に学ばせたいのはそうことなのかな?」ということが続いてしまって。その会社さんが求めている姿がなかなか見えず、研修プログラムとしても本当にこれでいいのかなというのをずっと思っていたんですね。

ある時、社内のご担当者様が直接、トップの方に「この階層の求める姿はなんですか」と聞いてくださって、トップの方直々に「リーダーシップの求める要素はこれです」というのを出してくださって。

それで改めて研修を組んでくださいと言われたという経緯ですね。3月に受注してから、社内でも開発の方に何回もテキストを作り直していただきながら、7月8月ぐらいにやっとプログラムがかたまりました。

最終的に、そのトップの方が出してくださった「あるべき姿」が、当初自分が想定していた案と親和性が高くて。

須藤

夏帆ちゃんがもともと提案したいと思っていた方向性と近かったということでしょうか。

髙橋

そうですね。なので、そこからは葛藤が晴れてスムーズに進められました。

須藤

大変だったね。その葛藤を乗り切れたのは、どうしてでしょうか?

髙橋

これは正直、自分のやり切る根性みたいな感じだったと思います。

須藤

2つのエピソード、それぞれに特徴が見えますね。最初の会社さんの場合は関係性が先にできていて、その期待にどうやって応えていくかという挑戦。もう一つの会社さんは、逆に関係性を築くところからの葛藤。お客様の意見でもノーを言ったり、言いにくいところも言っていかなきゃいけない場面がいっぱいあったのかなと思います。

ちなみに、製造メーカーさんの方はどういうご縁だったのでしょうか。

髙橋

最初のきっかけはテレアポでした。それをきっかけにご担当者様にお会いして、そうしたらお会いした翌月の展示会の時に、偶然、その会社さんの人事の役員の方がたまたまいらっしゃって。私がブースで話しかけてお名刺交換し、そこで気づいて驚きました。最初にお会いした担当者さまから別の担当者さまになって、また次の担当者さまになって案件が発生。これもリレーでつないでいただきました。

須藤

人が変わってもつながってると。夏帆ちゃんの粘り強さはすごいね。この2社で、自分のここが一番変わったな、成長したなと思うことはありますか?

髙橋

証券会社さまの案件では、自信を持って出す、揺らがないというところだと思います。製造メーカーさんでも、突き詰めるとそうだとは思うんですけど。

須藤

自分がこれと思ったものは「いや。どうかな」じゃなくて自信を持って出すべきだったなということでしょうか。

髙橋

そうですね。上司とか先輩とかは、経験則故に「こういうことだろう」と見えないところを言ってくださる面もありつつも、お客様と担当として向き合っているのは自分なので、去年から担当としてきちんと言わないとと感じてたところでもあり、それができたからこの2つの案件は受注できたと思っています。

ボランティアを休日にしていますと言うと「すごいね」って言われるんですが、そこからエネルギーを得ている。好きだからやっているんです。
須藤

ちょっと話は変わりまして、プライベートでのお話を聞きたいなと思います。髙橋さんは、キッズドアさんというNPO法人でお子さんが休日に来て勉強してもらうという場所の提供と引率的な役割というところをやっていらっしゃるのですが、そのご活動の中で、リ・カレントの仕事が生かせていると感じるところを教えてください。

髙橋

キッズドアというNPO法人では、ステークホルダーがたくさんいるなかで、どういうふうに立ち振る舞うかを考えながら行動していくのがとても面白いなと思っています。

去年は私が途中からマネジャーになって、私の前にマネジャーをやっていた方と一緒にやっていたので、いわゆる後輩の立場だったんですけれど、今年は私が先にマネジャーをやっていて、後から新しいマネジャーの方が来たんですね。なので、その方にいち早く、いつまでにこの業務までお任せできるようにしようと意図して動いていたりしました。

キッズドアのなかでも、賛同してくださる方やもっと良くなるために意見を言ってくださる方、いろんな方がいらっしゃるので、全体ミーティングで誰に振ろうかなとか、この方にこういう発言をしてもらえたらありがたいなとか。もっと場の雰囲気をつくるために「ありがとうございます」と言おうとか。できる自分じゃなくて「できないから助けてください」という隠したい部分を見せて行こうということを意識してやれてるなというのはあります。

須藤

年上の人も多いしね。仕事での知識や経験で得た失敗・成功を実際に活用するという意味で、いい実践の場だと思います。実践してみての苦労や大変なことはありますか?

髙橋

「年上のメンバーを持つってこんな感じかな」というのはあります。でも、部下というわけでもないんです。ボランティアさんで、完全に厚意と任意なので「こうしてください」と言うのも違うので、そこはすごい難しいなと。あと、ボランティアさんから別のボランティアさんへのご意見をいただいたりとか。

須藤

そういう時はどうするの?

髙橋

1対1でお伝えする場合もあれば、全体で、そういった意見もあるんでこういうふうにしていただけるとうれしいですと、バイネームじゃなくて言う時もあります。

須藤

まさにマネジャーですね。私は一度見学に行ったことがありますが、髙橋さんが本当にかっこよかったし、めちゃめちゃ子供となじんでましたね。

髙橋

そうです。子供とわちゃわちゃしてます。

須藤

あと、すごくいいなと思ったのが、「人は変われる」ということをキッズドアさんで日々体感しながら、それを糧にこの事業ができる、背中を押してもらえてるということですね。

髙橋

私の場合は特になんですが、研修を1回納めるだけの短期の案件が多いので、受講者の方の行動変容の後まで追えなかったりするんですよね。でも、キッズドアさんだと、またその子が2週間後には来るので、「あの発言で一つ大人になってるんだな」というのを感じたりすると、嬉しくなって泣いちゃいますよね。

湯浅誠さんという方が、「貧困家庭のお子さんには心に満ちるというのがすごく大事で、コップから水があふれ出すように一気に変わったりするんだ」というのを仰っていたんですけれど、それはこういう感覚かなというのをすごく感じて。こんなふうに信頼や安心を提供できたら変われるんだなと思って、本当にやってて良かったなと思います。

須藤

髙橋さんの活動は、仕事とちょうどいいバランスなのかなと思います。キッズドアさんでは、まさに今学ぼうとしている子どもたちと一対一で接して。一方でリ・カレントのプロデューサーは、受講者の個別というよりも、一つ上の視座で全体を見なきゃいけない。そういう意味で、それぞれの活動をお互いに補い合っているのかなと思います。

髙橋

ボランティアを休日にしていますと言うと、だいたい「すごいね」って言われるんですけれど、ボランティアからエネルギーを得ている。好きだからやっているんです。子供も大好きですし、そういうコミュニケーションを取れるのもすごくやりがいになっています。

須藤

エネルギーをもらってるっていうのは、まさにライフ×ワークシナジーですね。

髙橋

むしろ、ボランティアがなかったら仕事できませんみたいなところはありますね(笑)。

仕事でも、いまはいい意味で、昨年必死でやっていた業務はもう普通にできるようになりつつあると思っていて。一方で、そこで留まってしまっているなというのを感じるんですね。だから、もっと自分で意図してレベルを上げていかないと駄目だなと思っていて。そこをどういう方向にしようかなというのは探ってる感じです。

特にいまは圧倒的にインプットが足りてないなと思っています。例えば、クライアント企業のすごく優秀な担当者さまとお話しして自分の力不足を感じたりとか。浅いなと思うと悔しくなりますね。もっとプロフェッショナルとして磨いてお客さまのパートナーになりたいです。

須藤

私達が相対する人事のご担当者さまは、本当にものすごい量のインプットをされているからね。お客様と対等に渡り合うには、少なくとも同じ水準でやっていかないといけないというのはありますよね。

髙橋

「こういう案件をやりたいです」というものもあるんですけれど、3年目はもっと深くお客さまと創り上げていくこともやっていきたい。その意味では、自分の実力がお客様にも反映されてるなと思っています。今年苦しんだのも、自分の実力が足りなかったからだと思ったんですよ。もっと自分のレベルを上げて、想いのある方の期待に応えられるようにやっていきたいなと思っています。

須藤

そういう人たちとご縁がつくれるようにまず自分が力を蓄えたいなと。それで、いい意味で一歩離れた存在として寄り添いたいということでしょうか。

髙橋

やっぱり、なかに入っちゃうとわからないこともあると思うので。コンサル的な役割はしたいですけれど、別に他人事であれこれ言いたいわけではなく、一緒に頭を悩ませながら実践していきたいなと思っています。

須藤

まさにプロデューサー。外から見える知見を渡しながら一緒に走っていくという感じですもんね。そういう風になりそうなお客さんいまのところいますか?

髙橋

そこがすごく難しくて。今年実現できればと思ってたんですけど、自分の実力不足で実現し切れなかったのが課題かな。いま担当させていただいているお客様とそうなれたらいいなというのと、またそういった関係を一緒に創っていただけるお客さまと出会いたいですね。

ベンチャーなりの苦労もあるけれど、その環境のなかで何を楽しいと思えるのか考えられる人に来て欲しい
須藤

では最後に。未来の7期生として、どんな人に来てほしいですか。

髙橋

リ・カレントがまだベンチャーということはすごい思っていて。なので、与えられるものを待つばかりの人では、正直、駄目だと思っています。自分の想いとかアイディアを持つ人が合っていると思います。その上で、自分で選択して、選択するだけじゃなくて、行動に移せる人がいいなと思っています。頭でっかちで思っているだけだと、たぶん何もできずに終わっちゃうので。

リ・カレントウェイに共感しているのは前提として、自分の想いや考えを自己選択して生きている人と一緒に仕事をしたいですね。ベンチャーという環境のなかでも、ちゃんと自分の責任で成長する。成果を出すと。最初は見つからなかったり、分からなかったりしてもやりたいことを探し続けて、自分でつくり上げていくことができる人には、リ・カレントは楽しい環境じゃないかなって思います。

須藤

会社として提供できる資源というか、リソースって、大きい会社に比べるとまだまだ全然足りないかもしれない。でも、だからこそ一緒につくっていく人に来てほしいと。

髙橋

そうですね。リ・カレントってベンチャーとしては整っている方なのかなと思いますよ?人間関係もいいですし。面談とかではキラキラして見える、魅力的に見えると思うんですよ。でも、実際入社してみると難しいところもいろいろあるじゃないですか。でも、それを上回る楽しさとか、やりがいみたいなものを自分で見つけられるかどうかだと思うので。「ベンチャーだし、ベンチャーなりの苦労もあるよ」みたいなところは言っておきたいですね。

その環境のなかで、じゃあ自分がどうする、どうしたい、何を楽しいと思える、じゃあそれをどうやったら自分でゲットしに行けるの?ということを諦めずに考え続けられる人に来て欲しいです。

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