SEMINAR

東急スポーツオアシスの経営企画部長、江崎氏は語ります。

『「リーダーが強くなれば成果が良くなる」。
組織としてより高い成果が得られる道を選択するのは当然のことで、人材開発という面では、リーダーに向けてのリーダーシップ研修ばかり実施をしていました。

しかし、そうそう入れ替ることの無いメンバーにリーダーシップに関するプログラムを行っても、心に響かない。結局大きな変化は見られなかった。
組織のチームワークを高めるために、リーダーのみに頼るのではなく、他に何か良い方法はないものかと、模索の日々が続いていました。』

そこで出会ったのがフォロワーシップという概念でした。
『点と点が線になるとは、まさにこういうことかと、脳内に衝撃が走りました。強いチームを作るためにはリーダーのみならずフォロワーの力も必要なのだ、と。
私たちはリーダーにばかり目が向いていて、フォロワーを育てることに目が行き届いていなかったと気付かされました。』

そこからは東急スポーツオアシスさんの中での試行錯誤が始まります。

現場経験の長いアルバイトスタッフ中心の現場では『アンチリーダー』という風土が生まれ始めている。
そんな中で単発の研修をやっても効果は無い…。
一斉に文化を変えるのであれば、内製で社内トレーナーを養成してムーブメントをしかけよう。

実施から1年弱たった今、現場では様々な化学反応が生まれています。
成功事例もあれば、新たな課題も生まれるいま、次のステージへと進もうとする東急スポーツオアシスの人事チーム。
ここまでの施策やその効果とともに、現場をなんとか活性化したいという強い想いを持つお三方の生の声をご紹介します。