SEMINAR

2018.04.09開催

第278回:メンバー自らが動き出すチームを作る(マネジメントサイクル)4つの仕掛け

「働き方」より「働きがい」を創出するマネジメント改革

講師:石橋 真
チームマネジメント研修リーダーシップ研修管理職育成研修
開催日
2018年04月09日(月)  13:30~18:30(13:15~受付開始)
会場
リ・カレント株式会社 セミナールーム「GYOEN」

働き方改革が叫ばれている中、これまで以上の生産性の向上が求められています。
また、AIの発達により単純労働はどんどん奪われていく運命にあります。

そんな環境下では以下のようなマネジャーの悩みを耳にします。

▼「プレイングマネジャーとしてのプレイヤー業務が多忙すぎて、部下育成にパワーを割けていない

▼「個々のタスクは回しているが、チーム全体としてのありたい姿や方向性を描けていない

▼「マネジャーが率先して新しいアイディアや取り組みを行えと言われているが、既存業務で手一杯になっている

「チームマネジメント」が話題になっている2つの理由

 

現在、企業の人事研修部門ではコーチングやOJT研修よりも
「チームマネジメント」を重要課題に掲げる方が多くなっています。

ある人材開発調査機関によると、管理職が部下を個別に指導するよりも、
チームでお互いに関わり合って指導した方が、70%も効果がアップしたそうです。

なぜ、管理職が部下を個別に育成するよりも、チームでの指導の方が
効果が発揮されるのでしょうか?

 

■理由1■マネジャーの部下育成力に限界!?

日本企業では管理職の90%がプレイングマネジャーであり、担当業務のみで
すら十分に忙しいのが現実です。

つまり一人ひとりの部下を育てている時間的、精神的余裕がない。

したがって、「自分が関わらなくても部下が自律的に育つチームをいかに作るか」
いわば「チームをマネジメントする発想」が必要になっているのです。

 

■理由2■チームの方が「創造性」が生まれやすい!?

いまの社会では、業務が急速に複雑化し、さらなる効率化が進行しています。
現場での変革や創造性が、いままで以上に求められています。

1人のスタープレイヤーがいたとしても、組織のパワーには勝てません。

実際にトヨタ社のハイブリッド車の開発はチームで行われました。

アップル社の斬新なアイディアも、スティーブ・ジョブズ氏が様々な専門家と
チームを組んでディスカッションしたからこそ、創造性が生まれ、画期的な商品
を世に送り出すことができたのです。

偉大な創造や発明は、カリスマ的リーダーからではなく、
じつは、チームのなかから生み出されているのです。

 

★生産性向上のゴールは「残業削減」ではなかった

政府が打ち出す働き方改革によって、残業削減の必要性が叫ばれています。
ところが、貴社のゴールは本当にそれだけでしょうか。

今ある仕事の効率を上げるだけではなく、中長期的には創造や革新が必要でしょう。
効率アップは一人ひとりでもできますが、創造は1人ではできません。
多様な意見がぶつかり合うチームの中から生まれるのです。

 ・上司がやらなくてもいいプレイヤーレベルの仕事に追われている

 ・部下がばらばらに動いており、チームとしての一体感がない

 ・若手・中堅が一段上のレベルの仕事にチャレンジしない

これらのことを解決するためには、メンバー自らが動き出すチームを作る、マネジメントサイクル4つの仕掛けが必要なのです。

 

★セミナーでのご紹介

内容メンバー自らが動き出すチームを作る

マネジメントサイクル4つの仕掛け

■ベストチームデザイン  ────────────――――

構想 ⇒ 参画 ⇒ 協働 ⇒ 創発

構想とは?

  • MVVを自分のハートワーク・ヘッドワーク・フットワークから絞り出す
    ・動画やケースから五感を使って、様々な企業のMVVを体感
    ・ポイントを学びながら、自分のチームのMVVを作成
  • MVVに基づいた戦略を立案する
    ・戦略定石の3S:エッジを立てる差別化、選択、集中

参画とは?

  •  参画意欲を高める
    ・キーワーディングとストーリーテリングによる共感・共鳴効果
    ・コーチング&ファシリテーションサイクルによる自己決定効果
  • 人材の「強み」にフォーカスする
    ・業務フローの中で、メンバーの強み分野を深堀りさせる
    ・「強み×強み」のプロジェクトチームを組ませる
  • 参画意欲を引き出す
    ・業務アサインではなく「業務デザイン」を行う
    ・「業務デザイン」にプラスして「役割デザイン」を行う

協働とは?

  • メンバーのフォロワーシップを引き出す
    ・業務フローの中で、メンバーの強み分野を深堀りさせる
  • メンバー間の相互作用を促進する
    ・学習効果を上げるのは「業務的支援」よりも「内省的支援」
    ・「強み×強み」のプロジェクトチームを組ませる

創発とは?

  • 場を作る
    ・場作り、ネットワークづくりのポイントを踏まえ
    アイデアが創出し易い環境を作る
  • チームで経験学習モデルを回す
    ・目標管理をマネジャーと個人ではなく、チーム全体で共有する
    ・リアルとサイバーで情報交換の相乗効果を上げる
  • 学習の内省・実験シート
    ・構想、参画、協働、創発を通じて学んだことを、
    自分、メンバー、チームの各レイヤーでプランニング

セミナーでは、ワークを行いながら体験学習をしていただきます。

講師紹介

「働楽」魂に火をつける!働楽伝道師

石橋 真(いしばし まこと)
日本組織心理学会会員・日本人材マネジメント協会会員
日本フォロワーシップ研究会幹事

89年筑波大学卒業後、株式会社リクルート入社。HRD部門にて企業の人材開発支援に従事。全国優秀新人賞をはじめ、経営への提言コンテストなど数々の賞を受賞。HRDグループマネジャーとして不況下のチームを目標達成に導く。
2000年独立、07年リ・カレント株式会社創業、代表取締役就任。ユニークなチームマネジメントに取り組み、創業以来、増収増益を更新中。

概要

開催日時 2018年04月09日(月)  13:30~18:30(13:15~受付開始)
定員 16名
受講料 無料
会場 東京都新宿区新宿2-1-9 ステラ新宿 6階
リ・カレント 本社セミナールーム
アクセス MAP>
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 1番出口より30歩
東京メトロ各線 新宿三丁目駅 C5出口より徒歩5分
お問い合わせ TEL:03-5362-1537  FAX:03-5362-1536
対象者 人事・人材開発部門の若手育成ご担当者様
(今回は1社2名様までご参加可能です)
受講票について セミナー開催日約1週間前に受講案内についてご連絡致します。
尚、セミナー開催日1週間前を過ぎても当社より連絡が無い場合は、恐れ入りますがその旨ご連絡を頂けますようお願いたします。
※お申し込み多数の場合は、抽選結果のご連絡と変えさせて頂きますのでご了承ください。

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