SEMINAR

2019.04.24開催

第317回:忖度合意型「総論賛成各論反対」会議を「生み出し動かす場」に変える!

~生産性を向上させる"打ち合わせ力"3つのポイント~

講師:高橋 輝行、冨岡 淳
ビジネススキル研修管理職研修
開催日
2019年04月24日(水)  13:30~17:30(受付13:15~)
会場
リ・カレント株式会社セミナールーム「GYOEN」

4月から働き方改革関連法が順次施行され、
働く「時間」に対しての意識改革は今まで以上に急務となっています。

そんな中、生産性の高い「会議(打ち合わせ)」ができていますか?
この問に、はいと答えられる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

むしろ、

・働き方改革の名のもとに会議に時間制限が設けられ、
尻切れトンボで回数がかさむ
・やめる会議、続ける会議を会社が勝手に決めて、内容は変わらない
・後輩・他部署の人に「ちょっといいですか」と呼び止められたが最後、
ちょっとでは終わらない
・会議で決まったことを、タバコ部屋の打ち合わせでひっくり返される などなど

「打ち合わせ」「会議」についての課題を伺うと、
積りに積もった思いが様々なところから聞こえてきます。

「打ち合わせ」や「会議」はどんな会社でもあるはずなのに
時間制限・参加者の縮小といったハード面の改革は進めても、
成果を上げるための内容・運営方法といったソフト面に着手し、
成功している企業は少数です。

今回は、そんな生産性向上には欠かせない「会議」「打ち合わせ」について、
実際に赤字企業を3年で黒字化し、10億円前後の利益を出す企業へと
生まれ変わる過程を伴走した講師より、
一流の”打ち合わせ力”を身につける3つのポイントをお伝えします。

プログラム

◆━【情報交換・共有 ~自社の生産性向上の課題~】

■ 第一部【事例紹介】
  ~売上1000億・10億超の赤字上場企業の変革物語~
  「変革成功のカギは『組織の力を一つにまとめる議論』にあり」

■ 第二部【ディスカッション体験】
   「ディスカッションの型を身につければ、誰でも議論はリードできる」

・ 議論成功のカギは、
① ロールプレイ(役割分担) ② プロセス ③ ホワイトボード
・ 全員で知恵を出し合い、ホワイトボードに結論を「全力で作りに行く」
・ 議論が上手くなるための「解像度が上がらない」感覚

■ 第三部【ディスカッション解説】
   「ディスカッションの理論を知れば、成果を生む議論を設計できる」

・ 議論とは、知識を出し合い、価値ある新たな知識を創造するプロセス
・ ロールプレイの役割:異なるベクトルを出し合い、「ハッとするひらめき」ベクトルを生む
・ 建設的な議論のポイントは「論点設定」「仮説」「精度アップ」
・ 「アウトプットできる→回せる→成果に繋がる」で深める議論レベル

■ 第四部【ディスカッションを考える】
   「実践:自社でディスカッションを活用できるか、を議論する」

生産性向上ってそもそも・・・

働き方改革の中でよく語られるのは、労働生産性向上。
労働生産性とは、「付加価値(アウトプット)の質✕量÷労働時間
という式で表すことができます。

つまり、付加価値(アウトプット)の質・量を上げるもしくは
労働時間を減らすことで、労働生産性が上がるということです。

労働時間を減らすことに関しては、残業規制や制度を整備し
ハード面から変革をしている企業様は増えてきました。

しかし、
  ・一回の会議に時間制限を設ける
  ・参加人数、会議の種類を縮小する
これらは果たして、本質的な解決になるのでしょうか。

生産性向上を加速させていくためには
ソフト面=付加価値(アウトプット)の質と量を上げる施策を
実行する必要があります。

今回は、講師の実体験より生産性向上のカギとなる、
 成果を生む打ち合わせ、会議を行うための3つのポイント
 ① ロールプレイ(役割分担)
 ② プロセス
 ③ ホワイトボード  をお伝えします。

誰もが身につけられる”打ち合わせ力”とは?

打ち合わせ力とは、
「打ち合わせを円滑に運び、上司部下や関係部署、取引先の人を上手く動かしていく力」を意味しています。

この打ち合わせ力が低いといつまでも何も決まらず、
1つの物事を進めるのに時間がかかり過ぎる、
生産性が低い状態で仕事を続けることになります。

例えば職場で以下のような事象は見受けられないでしょうか?

■事例1:携帯・パソコンを見ながら参加している人がいる打ち合わせ
→原因:打ち合わせでの「参加者の役割」が不明確。
それぞれが打ち合わせで何をアウトプットすれば良いかわかっていない。

■事例2:方針は決めたけど、いつまで立っても決めたことが実行されない打ち合わせ
→原因:打ち合わせでの「ネクストアクション」が不明確。
「誰が、いつまでに、何をしないといけないか」が決まっておらず、
誰も物事を前に進めることができない

■事例3:前回、話した内容を忘れており、何を話したか振り返りから入る打ち合わせ
→原因:打ち合わせでの「論点」が不明確。
お互いがそれぞれ個人の考えだけを話してしまい、認識がずれたまま進む。

こうした生産性の低い打ち合わせが繰り返されるのを防ぐためには、
打ち合わせ力を高めていくことが必須です。

打ち合わせに参加した人全員が
「顧客に価値を提供し、成果を出す」というゴールに向かって
早く、軽く、明確に、物事を進展させることのできる打ち合わせ手法を
今回はご紹介いたします。

講師紹介

生産性向上のゴールは、成果向上のみ。企業の生産性向上請負人!

高橋 輝行、冨岡 淳
高橋 輝行
KANDO(カンド)株式会社 代表取締役

冨岡 淳
冨岡中小診断士事務所 

【高橋講師:略歴】 
1973年東京生まれ。東京大学大学院物理学科卒(理学修士)。
2000年博報堂入社。数々のブランドプロモーション、
大手通信教育サービスの開発・広報などのプロジェクトを経験したのち、
知財ベンチャーを経て経営共創基盤(IGPI)に入社。
3人のチームで大手エンタメ上場会社を再生、2010年KANDO株式会社を設立。
現在は、大手企業の次世代リーダークラスや、中堅・中小企業の社長を中心に、
あらゆる問題を解決する「ディスカッション・クエスト」を教えている。
著書に 「一流の打ち合わせ力」(飛鳥新社)他。
デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所 客員研究員。 

【冨岡講師:略歴】
1961年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。1984年鐘紡株式会社入社、化粧品部門配属。
営業マーケティング、財務経理、総務人事、Kanebo Cosmetics UK Ltd.代表、
株式会社エキップ総務部課長を歴任。2008年5月カネボウ化粧品円満退社。
2008年10月中小企業診断士登録。2009年6月富岡中小企業診断士事務所開業。
「ビジネスパーソンを応援します!」をコンセプトに、楽しく学べる研修を実施している。
また地元大田区では、中小企業、商店、商店街の活性化に取り組んでいる。

概要

開催日時 2019年04月24日(水)  13:30~17:30(受付13:15~)
定員 20名
受講料 無料
会場 東京都新宿区新宿1丁目6−5 シガラキビル2F
リ・カレント セミナールーム「GYOEN」
アクセス MAP>
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 1番出口より30歩
東京メトロ各線 新宿三丁目駅 C5出口より徒歩5分
お問い合わせ TEL:03-5362-1537  FAX:03-5362-1536
対象者 人事・人材開発部門のご担当者様
働き方改革・生産性向上ご担当者様
受講票について セミナー開催日約1週間前に受講案内についてご連絡致します。
お申し込み多数の場合は、抽選結果のご連絡と変えさせて頂きますのでご了承ください。
尚、セミナー開催日1週間前を過ぎても当社より連絡が無い場合は、恐れ入りますがその旨ご連絡を頂けますようお願いたします。

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