

第244回:【名古屋開催】なぜ目標管理は嫌われるのか?
- 開催日
- 2017年05月12日(金) 13:30~17:30 (13:15~受付開始)
- 会場
- 栄駅 オフィスパーク宝第一ビル 605A
【現場にやらされ感が蔓延している】
【作業的な仕事に終始している】
【成果物に新規性や革新性が乏しい】
クリエイティブな成果が求められる研究、開発、営業、企画の職種において
これらの声はますますよく聞かれます。
一方で、
「知的労働には目標管理がうまく作用しない」というご相談もいただきます。
それは本当でしょうか。目標管理が使えないとしたら、知的労働の成果に
対して評価や動機付けをすることはあきらめるべきでしょうか。
実は、本当の目標管理を正しく運用すれば、知的労働こそ現場の発意や熱意
を呼び起こすことができると考えます。
その本当の目標管理とは、日本において長年“誤った”目標管理と対極にある
「MBO-S」です。本セミナーでは目標管理を基本から解説し、現場で自主性を
伴った改善・改良を誘発するための動機づけを丁寧に紹介します。
知的労働を生み出すすべての管理職に必要なエッセンスです。
目標管理によって働き甲斐がみるみる呼び起こされた事例についてもご紹介
します。
プログラム
◆━【課題共有】
・現場が抱える課題とは
-ディスカッション-職場の目標管理の現状は…
-同時並行多面作戦による目標管理(MBO-S)とは
◆━【プログラム体験】
・処方箋1:MBO-Sの目的
-ミニ討議:働き甲斐とは何か
-外発的な働き甲斐+内発的な働き甲斐
・処方箋2:MBO-Sの基本原理
-ミニ討議:内発的な働きがいを獲得するためには
-MBO-Sの基本原理(セルフ・コントロール)
-ミニ討議:「よい目標をうまく創る」ための着眼点は…
-MBO-Sの基本原理(チャレンジ目標のPlan-Do-See)
・処方箋3:MBO-Sとフォロワーシップとの関係
-職場の一体感と相乗効果
目標管理への2つの誤解
本来の目標管理とは『自分で自分をマネジメントする』ということです。
ところが、目標管理には以下のような誤解が生じてしまいました。
■誤解1■ノルマ必達こそが目標管理
高度経済成長時代、日本において目標管理の第一次ブームが起きたと言われています。このブームでは組織が業績を上げることが重要視されました。具体的な指標である売上を作るために、管理職が売上の管理をする。いわゆる売上至上主義が形成され、そこには「人」や「自主性」という要素が欠落しました。
■誤解2■目標設定に個人の意思は関係ない
目標を達成するためには成果を創らなければいけません。ところが、成果を創るはずの「人」への考えが欠落した結果、いかに人を活かして成果を創るか、という本来の目標管理とは逆の現象が一般となりました。人の視点が欠落した目標管理は経営理念や人材開発とリンクすることなく、重荷としての存在を余儀なくされたと言えます。
チーム力の最大化に向けた職場の一体感と相乗効果
目標管理(MBO-S)がうまくいかないもう1つの原因は、目標管理の単独運用という間違いです。つまり、目標管理は「職場目標の達成に向けた分業システム」であり、職場目標の達成に貢献する目標管理の運用努力が必要になります。
その努力が欠落した目標管理は、孤独なノルマ管理の世界を漂います。
したがって、職場目標の達成には「分業責任の遂行(目標管理)」はもとより、「職場の一体感+相乗効果」が不可欠です。
一体感とは「職場のベクトル合わせ」と「人間関係づくり」がもたらす団結力であり、前者は「経営理念・行動指針を個人目標に落とし込むプロセス」を、後者は「お互いに好きになる努力」を意味しています。
また、相乗効果とは上司部下とのおよび部下同士の「目標管理のキャッチボール」がもたらす「知と情の増幅効果」であり、その向上には上司のリーダーシップのみならず、部下のフォロワーシップの存在がとても大きな役割を果たします。
「フォロワーシップ」開発No.1企業であるリ・カレントだからこそできるフォロワーシップとMBO-Sの融合により、あなたの会社の目標管理の品質向上が可能になるものと確信いたします。
講師紹介
概要
開催日時 | 2017年05月12日(金) 13:30~17:30 (13:15~受付開始) |
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定員 | 16名 |
受講料 | 無料 ※お申し込み多数の場合は、抽選結果のご連絡と変えさせて頂きますのでご了承ください。 |
会場 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目5−1 宝第一ビル |
アクセス |
MAP> 地下鉄「栄」駅 8番出口 徒歩5分 / 「伏見」駅 4番出口 徒歩5分(1Fローソン) |
お問い合わせ | TEL:03-5362-1537 FAX:03-5362-1536 |
対象者 | 人事・人材開発部門の管理職育成ご担当者様 ※同業他社者様のご参加は、ご遠慮願います。ご事情により、ご参加希望の場合はお電話にてご相談くださいませ。 |
受講票について | セミナー開催日約2週間前に受講案内についてご連絡致します。 尚、セミナー開催日2週間前を過ぎても当社より連絡が無い場合は、恐れ入りますがその旨ご連絡を頂けますようお願いたします。 |