- 開催日
- 2024年01月09日(火) 14:00~15:00
- 会場
- オンライン配信にて実施します
■「完璧上司」を目指し、苦しむ管理職
モノが溢れ、企業は顧客嗜好の多様化へのスピーディーな対応を求められる現代。
業務は一層専門性が高まり、社員の多様化も進んでいます。
こうした状況で、上司は「すべての部下よりもすべての領域で優れていなければならない」というプレッシャーに悩んでいます。
ある調査において、“上司に期待していること”の上位回答は「周りをよく見て人の立場で物事を考えられる(59.9%)」「リーダーシップがある(47.9%)」「面倒見がいい・部下育成に懸命に取り組んでいる(46.8%)」「知識や経験が豊富(41.1%)」「ユーモアがあり親しみやすい(37.9%)」となりました。
※2022年 Job総研調べ
このように、部下からの期待を一部抜粋しただけでも多岐に亘ります。これに加え、上司や経営者、顧客からの期待も重なるため、それに応えるプレッシャーは大きなものとなるでしょう。
■「完璧を目指せた大量生産時代」と「完璧を前向きに諦めるべき現代」
管理職が自己効力感を失ってしまうのは、「上司たるもの、全てを兼ね備える超人たらねば」というバイアスです。
このバイアスは、戦後復興期の大量生産時代であれば、まだ実現可能でした。
当時は「良い製品を素早く作って届ける」事業成長の解と、「日本の成人男性を良い製品を生産できる人材に育てる」組織成長の解が明確で、上司が身に着けるべき能力は今よりもずっと絞りきれていたためです。
現代で一人の管理職が全ての能力を兼ね備えるのは到底不可能です。前時代的なあるべき姿で自己効力感を失っていく管理職に対して有効なのは、「むしろできない部分があっていい」「そこは部下に頼り、学んでください」とお伝えし、部下との関係性を変えていくきっかけをお渡しすることです。
それが今回ご紹介する「リバース1on1」です。
■“部下に教わるリバース1on1”で上司と部下のよりよいシナジーが生まれる
リバース1on1を取り入れることで、上司と部下間のシナジーが高まり、チームワークが向上します。上司は無理なプレッシャーから解放され、部下は頼られることで喜びと自信に繋がり、より効果的な組織運営が実現します。
ある調査によれば、「早期に管理職に就いている人ほど、部下や後輩から学んでいる人が多い」ことが明らかになっています。
また、後輩・部下から学ぶ内容は「物事の捉え方/コミュニケーションの取り方/仕事に向き合う姿勢/業界職種特有のスキル」など、多岐に亘っているとのことです。※2017年 ㈱ラーニングエージェンシー調べ
この結果は、高すぎる理想像を捨て、部下や後輩に学ぶ人が早期に成長したり、高いチームワークを発揮している可能性を示唆しています。
■セミナー概要
本セミナーでは、以下のような内容をお伝えいたします。
・上司が持つ理想的な上司像バイアス」
・時代変化に伴う理想的な「上司と部下の関係」変化
・リバース1on1とは—概要と実践に必要なマインド・スキル
■参加をおすすめする対象者さま
当ウェビナーは、以下のような皆様におすすめです。
・「完璧たらねば」というプレッシャーに圧し潰されそうになっている管理職の方
・変化の激しい業界で、中間管理職が「全部頑張って疲弊」している職場におられる方
・現代では実現困難な「超人」を自社の管理職も目指しているかもと思った方
・“部下から学ぶ”というコンセプトに対して、面白い・興味深いと感じていただけた方
当日、ウェビナー終了後のアンケートにお答えいただけた皆様には、
ウェビナー資料のダイジェスト版をプレゼントいたします。奮ってご参加ください。
講師紹介
石橋 真(いしばし まこと)
リ・カレント株式会社 代表取締役社長
働くことを心から楽しむ「働楽」をミッションに、社員幸福度をアップ
するチームマネジメントに取り組み、創業以来、増収増益を更新。
コロナ禍による研修業界業績悪化の2020年、昨年対比5%アップの経常利益を全社一丸で達成する。2021年対前年で売上129%アップ、経常利益200%アップを達成して完全V字回復を果たす。
コロナ禍をきっかけに、「個人学習が促進される今、個の学びを組織での学びに繋げる」組織学習サイクルを提唱。学習者主体の教育施策デザインに取り組む。
概要
開催日時 | 2024年01月09日(火) 14:00~15:00 |
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定員 | 20名 |
受講料 | 無料 |
会場 | |
アクセス |
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お問い合わせ | TEL:03-5362-1537 FAX:03-5362-1536 |
対象者 | 人事・人材開発部門のご担当者様 ※同業他社の方は参加をお控えください |
受講票について | フォームよりお申込みいただいた方へ、自動返信メールにて配信URLをご案内します。 |